引渡し後にトラブルやクレームが発生する可能性はあります。トラブルやクレームの多くは、「厨房機器が故障していた。不具合が発生している。」、「ゴミや私物などの残置動産が残っていて、その廃棄で費用を支出した。」、「残すといって合意していたものが撤去されている。」などといったように買主側が想定していた引き渡し状態と異なることで起こります。このようなことが起こらないように、居抜き売却市場では、内見時の事前説明、物品の動作確認、店舗資産(造作)譲渡契約内容の確認などをしっかりやることで双方の認識に齟齬(そご)が生じないように努めています。