油などで店舗の汚れがひどく、厨房機器が古かったとしても譲渡することは可能です。ただし、厨房機器については、経年劣化で不具合が発生している場合や、故障していて全く使えない場合は、造作代金の減額対象となってしまう場合があります。また、そういった不具合を知りながらに買手側に伝えなかった場合は損害賠償の対象となってしまいますので、内見時等に事前に買手側に情報を開示し双方納得して進めることがトラブルを回避する上で重要となります。
それから、長年の営業でたまった油汚れ等に関してですが、自身での清掃では改善が難しいこともあるので店舗専門のクリーニング業者に依頼することをおすすめします。居抜き店舗は1つの商品でもあるので、より良い状態で買手に案内することは、売却の可能性を高めることに繋がるということを意識して下さい。